事例報告論文

事例報告論文とは

臨床現場でのニーズに基づいた研究開発は医工学領域において重要であります。 そこで、学会として、臨床で使用する、機器やシステム、部品や部材、ソフトウェア等に対する、使用感や性能に対する印象といった、いわゆる事例の報告を論文として積極的に収載致します。

例えば、新しい臨床機器の使用感、臨床現場での使用に基づいた性能の評価、こういった内容を想定しております。

論文として、既存システム等への問題点が明確になっていれば、後日これを引用することで、問題点の解決に向けた論文の発表が容易になると考えております。 尚、医工学領域であれば、臨床現場に限定するものではございません。

事例報告論文の形式や査読への考え方

事例報告論文では、業績や学位の審査において、これまでの論文と同様に扱えるものを目指しております。

従って、飽くまで論文となりますので、これまで生体医工学に掲載されている論文と同様、その報告の有効性或いは必要性、その報告の新規性、報告の内容に対する信頼性を、通常の論文の形式の下で、主張して頂く必要がございます。 特に、その事例を報告することの臨床的な必要性は、有効性の一環として明記してください。


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